こんにちは。(自称)転職のプロ・chicoです。
今回は「モチベーショングラフ」という自己分析ツールをご紹介します。
転職活動を始めると、「自己分析をしましょう」と言われることが多いですよね。
でも正直「やったほうがいいのはわかるけど難しそう」「どうやって始めたらいいのか分からない」と感じる方が多いです。
私も多くの転職相談を受けていますが、「自己分析やりました!」と前向きに話す人は意外に少ないのです。
しかし、こうした自己分析ができると「自分らしい仕事」を見つけやすくなり、他の人との差を作るチャンスになります。
今回ご紹介するモチベーショングラフは無料ですぐにできるので、まずは気軽に試してみてください。
- モチベーショングラフは自分の人生の気持ちの上下をグラフにする自己分析ツールです
- 人生の良い時・悪い時を見える化し、自分のモチベーションの傾向を理解できます
- グラフを作ったあとは、その出来事が今の自分にどう影響しているか深掘りすることが大切です
- これを使うと自分がどんな環境でやる気が上がるか、どんなときに下がるかが分かります
- 難しい時は第三者に相談しよう!
モチベーショングラフ(モチベーション曲線)とは?
モチベーショングラフは、自分の人生を振り返り、気持ちの波をグラフにして見える化・分析する方法です。
誰にでも「良い時」もあれば「悪い時」もありますし、その程度や理由は人それぞれ違います。
それをグラフにすることで、あなたの人生の大事な分かれ道や特徴が見えてきます。
事例:私のモチベーショングラフ

40年以上生きていますので、私にも「暗黒時代」があります。
でも、それを乗り越えて今があります。
波は上がったり下がったり繰り返しますが、全体的に右肩上がりなので「良い人生だったな」と感じています。
大切なのは、「どのタイミングで気持ちが大きく下がったか」「そこからどうやって立ち直ったか」を理解し、言葉にすることです。
【自作ツールあり】モチベーショングラフのつくり方
- フォーマットの準備
- 横線の中央を「0」、上に「100」、下に「-100」とマークします。
- 時間軸は、自分の社会人経験が10年以上あれば就職直前からでもOKです。
- 私が作ったフォーマット(Googleスライド)もあります。無料なので、よければご利用ください(下記のボタンよりダウンロード可)
- モチベーションの変化をグラフに描く
- 時間軸に沿って、自分の気持ちの上がり下がりをグラフ化します
- モチベーションの変動に影響した出来事を書き込む
- 上がったり下がったりした理由やエピソードをグラフの近くに記入しましょう
- 特に今の自分に影響が大きい出来事を選ぶ
- 書いたエピソードの中で「今、自分に強く影響している」と感じるものをピックアップします
- なぜそのエピソードが自分に影響するか深掘りする
- 選んだ出来事が自分にとってどんな意味があるのかを、ゆっくり考えてみましょう
大切なポイント
グラフを作ることを目的・ゴールにしないことです。
大事なのは、「自分の感情のアップ・ダウンが何に影響しているか」を言葉にして理解することです。
キレイなグラフが描けても、これが言語化出来なければ意味がありません。
私の場合は、
- 「目標を見つけた時」や「達成した時」に気持ちが大きく上がる
- 逆に「目標を失った時」や「失敗した時」に一気に下がる
と分かりました。
「そんなの当たり前じゃないか」と思う方もいるかもしれませんね。
でも、それで良いのです。
大事なのは、他人がどう思うかではなく、「自分」がどう思うか、です。
自分で腹落ちしてればOKです。
人によっては、結婚、出産、引っ越し、恋愛、家族や友人との関係など、人生のいろいろな出来事がモチベーションに影響するでしょう。
自分のモチベーションの特徴を知るメリット
繰り返しになりますが、人生の波は上下して当たり前です。
良いことばかりではないからこそ、自分のモチベーションの特徴を知るメリットがあります。
まとめ
いかがでしたか?
モチベーショングラフを使って自分の感情ややる気の変化を見える化すると、 自分のことがもっと理解できるようになります。
それは「自信」にもつながります。
自己分析は1回で完璧にできなくてもOK。
何度も繰り返して、自分の気持ちの流れを把握してみてください。
おわりに
自己分析は一人で頑張りすぎる必要はありません。
家族・友人・転職のプロ(転職エージェントなど)に相談することは大切で、恥ずかしいことではありません。
お困りの時は、ぜひ遠慮なく頼ってくださいね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
みなさんの「自分らしい人生・キャリアづくりのヒント」として、新たな一歩を踏み出す勇気になれたら嬉しいです。
※成果や効果を保証するものではありません
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