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上司の金言 #上司に言われて良かった言葉 VOL.1

【アイキャッチ】上司の金言vol.1
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ぽてとら

私はすごく人に恵まれているようで、2年間の暗黒時代を除き、
尊敬出来る上司の元で仕事をさせてもらっています。
そんな上司の言葉で学んだこと、救われたことをご紹介します。

本日の金言

会社は、使われるモンじゃない。使うモンだ!

言葉の主

私は新卒で大学病院の栄養士になりました。
※詳細はプロフィールをご覧ください。

ただでさえ、大学病院という特殊な職場なのに、
そこにいた直属の上司がこれまた特殊な経歴の持ち主だった。

女性のサブマネージャーKさんは、当時40代半ばだったと思いますが、
まさかの前職が「陸上自衛官」
栄養士免許を持ちながら、それを活かすことなく、二十歳で陸上自衛隊に入隊。
20年もの間、ガチガチの部隊の最前線におられた方でした。

そのため、私達新人を育てるのも自衛隊方式。
今なら確実に訴えられるけど、
怒鳴られるのは当たり前。
全体的に言葉はキツイし、
仕事中に後ろからお尻を蹴られたこともありました。

徹底的に同期同士を競わせて、
「出来るヤツ」「やれるヤツ」にどんどん仕事を任せていく。
落ちこぼれもちゃんとケアはするけど、諦めて去っていく者は決して追わない。

実際、5人いたはずの同期は、入社1年後には3人になり、
2年後には2人(私+1人)になり、5年目まで2人の状態が続き、
1人を残して、私は辞めた。

私だって、上司や先輩に求められることが出来なくて、悔しくて、
倉庫や巨大冷蔵庫の中で泣いたことは数知れない。
泣いてたことがバレると「泣いて可愛いのは二十歳までだ!」と
言われたw

それでも私が5年間頑張れたのは、この言葉があったから。
そして、辞める決意をさせてくれたのも、この言葉のおかげだった。

金言からの気づき・学び

前述の通り、私はよく泣いていました。
もともとナキムシで、ドラマ・映画・ドキュメント等でもすぐに泣きますが、
自分事で泣くのは、たいてい「悔しい」時。
この時が一番制御不能で、涙が溢れ出る。
恥ずかしながら、これは40を過ぎた今でも変わらず、非常に厄介である。

この言葉を言われた日も、いつも通り悔し涙を流していた。
そしてKさんは言った。

悔しいか?
でも、あんたこの仕事好きでしょ?だから悔しいんだよね?
出来るようになりたいんだよね?

だったら、やるしかない。
でも、会社のためじゃないよ。
会社のことを考えるのは管理職の私の仕事。

あんたは、患者さんと自分のことだけ考えれば良い。
自分の夢を叶えるために、何が必要か考えろ。
今やらなきゃいけないことをちゃんとやれば良い。

会社ってのは、使われるもんじゃない。使うもんなんだよ。
会社を使い倒して、全部自分の物にして、夢を叶えろ!!
あんたなら出来ると思うよ。

こんな事言われたら、余計泣くんですけどねw
でも、本当にありがたかった。

会社は確かに私のことを「割とよく使えるコマ」としか見ていなかった。
最低賃金で、これまた今なら確実に炎上するような長時間かつ劣悪な労働環境で、
使い倒されていた。

ただ、当時の私には大きな夢があった。
だから、絶対に辞めるわけにはいかなかった。

Kさんはそれを知っていたから、こんなことを言ってくれたのは間違いない。
それと同時に、働くことの本質をも教えてくれたと思う。

なぜ、働くのか?
なぜ、ここなのか?
ここで何がしたいのか?出来るのか?

しっかり考えて行動しろ、と言われた気がした。

だから私は、どんな業務も自分の夢にどうやって繋げるか、
考えながら仕事をした。
それが私のここで働く理由だった。

そうして約5年間が過ぎた。
私は2度目の国家試験に見事に落ちた。
もともと、短大の先生には「7〜8回目で受かれば良いほうでしょ」と
言われていたので、覚悟はしていたが、私は早く合格したくて焦っていた。
「早く合格しろ」と言うだけで非協力的な会社の体制にイライラもしていた。

そして、Kさんは言った。

あんたはもう、いいんじゃないか?
ここで学べることは全部学んだと思うよ。
どこに行ってもやっていける実力はついたと思う。
でも、ここに居たら、国試には受からない。
本当に申し訳ないけど、今のうちには、協力してあげられる体制がない。

前にも言ったけど、会社のために働かなくて良いから、
ちゃんと夢を叶えられるところに行った方が良い。
あんたみたいな管理栄養士がいたら、患者さんも喜ぶと思うから。
あんたなら出来るから。

この言葉をうけて、私は退職を決意した。

長年勤めた結果、役割も持たせてもらえるようになっていた。
最後まで残ったもう1人の同期との絆もあった。
Kさんだけでじゃない、他の上司、他部署の人とも信頼関係を作れていた。
100名のパートのおばちゃん達にも、可愛がってもらっていた。

仕事で悔しいと思うことはほぼない。正直ラクにこなせる。
そして、いわゆる「情」がある状態になっていた。
それで辞める決断ができずにいた私に、この言葉が背中を押してくれた。

まとめ

「転職したいけど、自分が辞めたら仕事が回らない」
「周りに迷惑がかかるから、すぐには辞められない」

こう言って転職を先延ばしにする方は非常に多いです。
転職をしたいと思って面談の予約を入れてくださったはずなのに、
「転職しない理由」が湯水の如く出てくる天才的な方もいます。

非常に酷かもしれませんが、
あなたが居なくても、会社は回ります。
だから、安心して自分のキャリアにしっかりと向き合って下さい。

人のせいにしないでください。
あなたのキャリアは、あなたしか作れません。
会社も友達も家族も上司も、好き勝手言うかもしれないけど、
その言葉を信じて行動したのであれば、その選択をしたのはあなたです。
あなたの責任です。

自分の選択は、自分に必ず返ってきます。
だから、しっかり自分のキャリアに向き合って、
考えて、諦めずに行動して、幸せなキャリアを
自分の手で作って欲しいと思っています。

私に出来たんだから、あなたにも出来るはず。

ぽてとら

Twitterとの連動企画なので、
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ABOUT ME
ぽてとら
人材業界で15年程の経験があります。法人向け採用コンサル実績約600社。転職希望者のキャリア面談実績約2000名の経験から、就職・転職・キャリアづくりについて発信しています。 詳細プロフィールはコチラを御覧ください。


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