自己分析のメリット
就活・転職活動をしていると必ずどこかで目にするであろう「自己分析」
日々転職希望者様とお話をする中で、「自己分析したことありますか?」と聞いて、良い反応があったことは、ほぼありません(笑)
それだけ苦手意識の強いものなのです。
「みんながやっていないから、自分もやらなくて良い」と思いますか?
「みんながやっていないからこそ、相手に差がつけられる」とは思いませんか?
悪い方法であれば、学校の先生達もキャリアのプロも「自己分析しろーーー!」とは言いません。
だとするならば、私は後者の考え方を信じたいと思いますし、実体験からも強くおすすめしたいと思っています。
自己分析にもいろいろある
ネットで調べれば、いろんな方法が出てくると思います。
私もいろいろやってみました。
基本的にはお金がかからないものばかりなので、いろいろやってみて、自分に合うものを見つけて欲しいと思っています
当ブログでは、オススメの自己分析のやり方として、3つの方法をご紹介しております。
今日はそのうちの1つ「モチベーショングラフ(モチベーション曲線)」をご紹介します。
モチベーショングラフ(モチベーション曲線)とは?
自分の人生を振り返り、人生の波を可視化・分析する方法です。
どんな人の人生にも、良い時・悪い時があると思います。
そして、良い・悪いのレベルも人それぞれだし、良い・悪いの種類や質も違います。
それらを可視化することで、あなたの人生のターニングポイントや特徴が見えてきます。
まずは事例として【ぽてとらのモチベーショングラフ(簡易版)】をお見せします。↓
プロフィール記事にも書いたとおり、私の人生は紆余曲折・波乱万丈です。
↑の見本には、スペースの問題で「暗黒時代」のことが書けなかったのですが、たくさんの失敗体験と少しの成功体験を積み、今の私がいます。
上がったり下がったりを繰り返していますが、全体でみれば概ね右肩上がりなので、良い人生だと我ながら思っています。
とはいえ、やっぱり大きく下がった時、底から這い上がってきた時もあり、この「差」を理解し、言語化することが、このグラフを作成する目的です。
具体的な準備とやり方
【準備】フォーマットを作成する
・中央を0地点として、上に100、下に-100の線を引く。
・時間軸を設定する。社会人経験が10年以上ある場合は、開始地点は就職直前くらいからでも良いかもしれません。
※作るのが面倒な方は、ぽてとらが作ったフォーマットを利用できますので、よろしければお使いください→ダウンロード(Googleスライド)
【作り方】
1.時間軸に沿って人生を振り返り、曲線を書く
2.上がっているポイント・下がっているポイントのエピソードを最低でも3つずつくらい書く
3.上がった時・下がった時の共通点を分析し、言語化する
もっとも大事なこと
大事なのは最後の分析・言語化です。
どんな時に自分は上がる(幸せを感じる、達成感を感じる等)のか。
どんな時に自分は下る(辛い・苦しい・嫌だ)のかを把握し、言語化します。
私の場合は、「目標を見つけた時」「達成した時」に上がり、その逆で思いきり下がる。
ということがわかると思います。
「目標なんて達成するのが当たり前でしょ?」とか「大学受験に失敗したくらいでどうってことないよ」と、思う方もいるでしょう。
そういう方は、仮に私と同じ経験をしていても、このような曲線にはならないはずです。
他にも、ライフイベント(結婚・離婚・出産・引っ越し等)や家族や友人との出会いや別れ、恋愛や趣味等、人生の喜怒哀楽・波乱万丈・紆余曲折には様々なことが関わります。
自分のモチベーションが、良くも悪くも、何に、どのくらい影響されるのかを
知っておくことが大事なのです。
知っておけば、下がりそうなことが起こりそうだと思ったら、予め回避したり、仮に落ちたとしても「私はそういうタイプだから仕方ない」と思えたり、「◯◯をすれば上がれるから大丈夫!」と思えます。
また、良い状態の時でも「良いことは続かない。◯◯にならないように注意しよう」と、最悪の事態を招かないよう、調子に乗らずに済むかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
自分の強み・弱みを客観視することで、自分を認め、少しずつ自分を信じることが出来るようになります。
そう、その名の通り「自信」に繋がるのです。
今まで漠然としていた自分の強み・弱み・不安等がスッキリしたら、「自己分析完了」の合図です。
ぜひこの境地にたどり着くまで繰り返し何度もやってみてください。
それでもやっぱり難しい…一人では出来ない…と思ったら
別記事(下記リンク参照)にも書いている通り、全てを一人で頑張る必要はありません。
他人の力を借りることは恥ずかしいことでもなんでもなく、むしろ非常に重要なことです。
相談相手がいなければ、個別相談も受け付けておりますので、お気軽にご利用くださいませ。
ご意見・ご感想はこちらから
いかがだったでしょうか。
この記事を通じて「しあわせなキャリアを創りたい」「仕事が楽しい!」と感じたいと思っている方々が、前向きに転職活動に臨めるようになれたり、今の仕事に向き合えるようになれたら嬉しいです。
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